09章『変数と読みやすさ』
変数をテキトーに使うとプログラムが理解しにくくなる
この章では以下3つの問題に取り組む
- 変数が多いと変数を追跡するのが難しくなる
- 変数のスコープが大きいとスコープを把握する時間が長くなる
- 変数が頻繁に変更されると現在の値を把握するのが難しくなる
9.1 変数を削除する(p.112)
前章では変数を使ってコードを読みやすくしたが、今度は不要な変数を減らしていく。
・役に立たない一時変数は不要
・中間結果を保持するための変数は、早めに返せば不要になる
・制御フロー変数(プログラムの実行を制御するためだけの変数)は、うまくプログラミングすれば不要
9.2 変数のスコープを縮める(p.115)
変数が見えるコードを減らす
→一度に考える変数が減る
・あまり使われていないグローバル変数はローカル変数に格下げする
・メソッドをなるべくstaticにする
→メンバ変数と関係ないということがわかりやすい
・大きなクラスを小さなクラスに分割する
・変数の定義は変数を使う直前に行う
9.3 変数は一度だけ書き込む(P.123)
変数を操作する場所が増えると、現在値が分かりづらくなる
・変数の書き換えはなるべく減らす
9.4 最後の例(P.124)
具体例なので割愛
9.5 まとめ(P.126)
プログラムの変数はすぐに増える
→いずれ追跡できなくなる
- 邪魔な変数を削除する
- 変数のスコープをできるだけ小さくする
- 一度だけ書き込む変数を使う
担当:やし